いろとりどりのセカイ・ネタバレ感想

 

いろとりどりのセカイ オリジナルサウンドトラック

いろとりどりのセカイ オリジナルサウンドトラック

 
アダルト商品は紹介できないらしいのでサントラでもペタリ。
 
ということで先月発売した、favorite『いろとりどりのセカイ』のネタバレ感想です。以下長文。
 
 
ゲームを読み終えて、「デウス・エクス・マキナ」ってのが一番最初に思い浮かんだ。
デウス・エクス・マキナ」。ラテン語で「機械仕掛けの神」という意味であるが、
 
「劇の内容が錯綜してもつれた糸のように解決困難な局面に陥った時、
絶対的な力を持つ神が現れ、混乱した状況に解決を下して物語を収束させるという手法」(wikipediaより)
 
ということである。今回の『いろセカ』の場合には、真紅√に突入した途端、
大雑把に言えば「お前は神様だろ」と主人公に突き付けられる訳で。
(実際、藍と二人で新しい世界を創造して解決しちゃうわけですが。)
そこでようやく、他の4人のルートとの整合性を理解できると・・・
どういう風に真紅√を処理するのか楽しみだった所にいきなり面喰った感じです。
他4人のルートでそのような伏線が無かったってこともないとは思いますが・・・1周目で自分は見つけられなかったかなぁ。
 
ということで「機械仕掛け」ではないですが、「デウス・エクス・マキナ」的な手法なのかなと思った訳で。
 
こんな事を書いてますが、決してこういう手法が嫌いというわけではありません。
むしろ好物。あくまで自分の第一印象を付しただけ。
 
しかし、多くの人が感想で述べてるように、つかさと鏡はちょっと扱いが・・・
CG枚数からも分かるように、もうちょっと手入れてあげても良かったのかなとは思いました。
 
 
と、シナリオ的な話は以上でしょうか。テキストはところどころ読みにくいところもありましたが、気にするほどでもなく。
 
音楽、グラフィック、システム周りなども特に文句も無く。
最後までやって良ゲーと思える作品でした。
 
 
 
*追記
真紅のエロシーンが1回しか無いのは詐欺だと思うんですが^p^
ということでFD希望かな…真紅かわいいなー